KENWOOD R-SA7を修理してみた。
もう20年近く前のこと、新卒の初ボーナスで購入したKENWOODのR-SA7、コンパクトな筐体とスピーカーのわりにいい音でるのでずっと使ってました。
何年か前から使用中に急に片側のスピーカの音が出なくなる、電源が落ちるという症状がでいて、そろそろ替え時かなーと考えつつも、ネットで調べたら、同じ症状が出ている人が修理方法をブログの記事にされていたので、参考にやってみました。
片側のスピーカ不具合はリレー、電源については熱暴走との事で電気修理の知識もないので難易度は高そうですが、失敗してもだめもとで分解してみます。
蓋を開けた状態。基盤は二階建てになってます。
リレーとヒートシンクにたどり着くには基盤と配線をほとんど外さなければなりません。
リレーは写真の右下、ヒートシンクは右側の黒いやつです。
本体フレームから固定されている白いピンをラジオペンチではさみながら基盤を持ち上げます。
コンセントはもちろん抜いてますが、電気系の知識が無いので、感電とかビビりながらの作業です。
リレー部分はPanasnicのALA2F12を共立エレショップで購入。(¥370 )
http://eleshop.jp/shop/g/g99U131/
半田ごてを使って、リレーを基盤から取り外します。足の配置が同じなので、そのまま付け替えできました。
ヒートシンクとトランジスタの接触部分は、絶縁シート(秋葉原の若松通商で購入)をちょうど良いサイズにカットし、CPU用のシリコングリスを適当に塗り、取り付けなおしました。
元通りに組みなおし、恐る恐る電源を入れると。。。
ちゃんと音がでた!
そしてしばらく使ってもちゃんと両方のスピーカから、音が出るし電源も落ちない!
ということで、まだまだ現役でがんばってくれそうです。