せっかなくので、やってみた。

日々のあんなこと、こんなこと、せっかくなのでやってみた

Windowsのemacsのフォントに等幅メイリオを使用する。

Windowsemacsのフォントには、長らくMSゴシックを使用していたが、macのフォントなどと比べると、やっぱり見ずらい。
Windows7からメイリオフォントが追加され、きれいなフォントが使えるようになったが、プロポーショナルなフォントなので自分的にはコーディングに向いていない。  

等幅なメイリオフォントがあればと思っていたら、パッチを作成されている方がいらっしゃいました。
[ことば・その周辺 ―― 意識と言語]
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-169.html
※インストール済みのメイリオにパッチを当てる方式なので、フォントは配布されていません。

手順は沢山紹介されているので省略するが、出来上がったフォントを.emacsで以下の様に指定。

(custom-set-faces
'(default ((t (:family "MeiryoKe_Gothic" :foundry "outline" :slant normal :weight normal :height 113 :width normal)))))

ありがたく使わせていただきます。
これで本家やmacの様にきれいなフォントで作業できる!

 

gnupack版emacs+wanderlustでgmailにSMTPする。

以下でgnutls-cliをインストール。

apt-cyg install gnutls

~/.wlに以下を記述

(setq wl-draft-config-alist
'(
;
;
;; another account
("^From: .*@gmail\.com"
(wl-local-domain . "gmail.com")
(wl-envelope-from . "xxxx@gmail.com") ; 省略するとwl-fromの内容がセットされる。<>内のメールアドレスのみ記述すること
(wl-message-id-domain . "smtp.gmail.com")
(wl-smtp-posting-server . "smtp.gmail.com")
(wl-smtp-posting-port . 587)
(wl-smtp-posting-user . "xxxx")
(wl-smtp-authenticate-type . "plain")
(wl-smtp-connection-type . 'starttls)
("Fcc" . "+sent")
;; ("Fcc" . "%[Gmail]送信済みメール")
)
;
;
))

wl-envelope-from に "foo xxxx@gmail.com"みたいな値を設定すると、
MAIL FROM:> SIZE=358 BODY=8BITMIME 555 5.5.2 Syntax error. xxxxxxxxxxxx.xx - gsmtp
のエラーが発生する。

wl-smtp-connection-typeを指定しないと、
no authentication mechanism available
のエラーとなってしまう。

(wl-smtp-connection-type . 'ssl) とすると
502 5.5.1 Unrecognized command. xxxxxxxxxxxx.xx - gsmtp
になる。

gnupack_devel-13.05-2015.07.19の環境では、gnutlsやstarttlsがインストールされていなくても、動作する様です。

二段階認証している場合は、以下のページでアプリパスワードを設定、
https://security.google.com/settings/security/apppasswords
「端末を選択」「アプリを選択」にそれぞれ適当なパスワードを設定し、「生成」する。

メール送信時に入力した上記のパスワードは、
M-x elmo-passwd-alist-save
で~/.elmo/passwdに保存される。

gnupack13(64bit版)で、apt-cygが動作しないので試してみた。

使用しているバージョンは以下
gnupack_devel-13.05-2015.07.19

パッケージのURLは以下となっているが、
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/x86_64/

gnupackルート/app/script/apt-cyg のcurrent_cygarch関数の返却値がx86
となっているため、サイトが見つけられない?ので、以下の様に修正。

129c129
< arch | sed -e 's/^i686$/x86/g'
---
> arch | sed -e 's/^i686$/x86_64/g'

これでとりあえず apt-cyg update が動作した。

Windows8.1のタスクバーにemacsやminttyのアイコンが複数表示されてしまう

gnupackのemacsやminttyは起動プログラムと本体が別プログラムのため、タスクバーに複数アイコンが表示されてしまう。
どうもWindows7以降のタスクバーはAppUserModelIDというもので、アプリケーションをグループ化するらしい。

で、そのAppUserModelIDを変更するアプリがgooglecode.comにアップされていた。
参考にした記事はこちら。
[mintty をWindowsのタスクバーにグループ化する方法]
http://qiita.com/mo12ino/items/b6f38278c6d187ecf819

まずはstartup_emacs.exeを(起動せずに)タスクバーにピン止めする。
すると
/Users/ユーザ名/AppData/Roaming/Microsoft/Internet Explorer/Quick Launch/User Pinned/TaskBar にショートカットが作成されるので、以下のコマンドでAppIDをセットする。

> cd "/Users/ユーザ名/AppData/Roaming/Microsoft/Internet Explorer/Quick Launch/User Pinned/TaskBar"
> Win7AppId1.1.exe "emacs startup program.lnk" GNU.Emacs
No current AppId
New AppId: GNU.Emacs

これで、ピン止めされたアイコンをクリックすると、emacsがグループ化して表示されるようになる。

ちなみに、AppIDの「GNU.Emacs」は起動後のemacs本体のAppID。先にemacs本体をタスクバーにピン止めして、以下を入力すると、AppIDが確認できる。

> Win7AppId1.1.exe "emacs.lnk"
Current AppId: GNU.Emacs

もし、誤ってピン止めを外してしまったら、再度同じ手順で復活できる。
minttyの場合は、起動プログラムの方にAppIDが設定されていないので、~/.minttyrcに以下を記述して、同様の作業をする。
AppID=mintty

これでタスクバーがすっきしりた!

KENWOOD R-SA7を修理してみた。

もう20年近く前のこと、新卒の初ボーナスで購入したKENWOODのR-SA7、コンパクトな筐体とスピーカーのわりにいい音でるのでずっと使ってました。

何年か前から使用中に急に片側のスピーカの音が出なくなる、電源が落ちるという症状がでいて、そろそろ替え時かなーと考えつつも、ネットで調べたら、同じ症状が出ている人が修理方法をブログの記事にされていたので、参考にやってみました。

 

片側のスピーカ不具合はリレー、電源については熱暴走との事で電気修理の知識もないので難易度は高そうですが、失敗してもだめもとで分解してみます。

f:id:moneci:20160403013556j:plain蓋を開けた状態。基盤は二階建てになってます。

 

リレーとヒートシンクにたどり着くには基盤と配線をほとんど外さなければなりません。

f:id:moneci:20160403013622j:plain

f:id:moneci:20160403013648j:plainリレーは写真の右下、ヒートシンクは右側の黒いやつです。

f:id:moneci:20160403013720j:plain

f:id:moneci:20160403013821j:plain

f:id:moneci:20160403013855j:plain

 

f:id:moneci:20160403013930j:plain

f:id:moneci:20160403014004j:plain本体フレームから固定されている白いピンをラジオペンチではさみながら基盤を持ち上げます。

f:id:moneci:20160403014030j:plain

コンセントはもちろん抜いてますが、電気系の知識が無いので、感電とかビビりながらの作業です。

リレー部分はPanasnicのALA2F12を共立エレショップで購入。(¥370 )

http://eleshop.jp/shop/g/g99U131/

f:id:moneci:20160403015339j:plain

半田ごてを使って、リレーを基盤から取り外します。足の配置が同じなので、そのまま付け替えできました。

f:id:moneci:20160403015407j:plain

f:id:moneci:20160403015309j:plain

 

ヒートシンクトランジスタの接触部分は、絶縁シート(秋葉原若松通商で購入)をちょうど良いサイズにカットし、CPU用のシリコングリスを適当に塗り、取り付けなおしました。

f:id:moneci:20160403015438j:plain

f:id:moneci:20160403015544j:plain

f:id:moneci:20160403015613j:plain

f:id:moneci:20160403015511j:plain

f:id:moneci:20160403015640j:plain

f:id:moneci:20160403015708j:plain

f:id:moneci:20160403015737j:plain

元通りに組みなおし、恐る恐る電源を入れると。。。

ちゃんと音がでた!

そしてしばらく使ってもちゃんと両方のスピーカから、音が出るし電源も落ちない!

ということで、まだまだ現役でがんばってくれそうです。