せっかなくので、やってみた。

日々のあんなこと、こんなこと、せっかくなのでやってみた

XM6で英語キーボードを使う

XM6、素晴らしいエミュレータです。
ただ、私のPCのキーボードは英語キーボードなので、そのまま使用すると 日本語(JIS)キー配列となってしまうので使いにくいです。

WindowsやXM6の設定ではなく、68のキー入力環境改善ソフトのKeyWitchで解消できました。

KeyWitch.X - キー入力 - システム環境 - ソフトウェアライブラリ - X68000 LIBRARY

アーカイブ内のKeyWEnv.Lzhににascii配列の設定ファイルが含まれているのでこちらを使用する。
CONFIG.SYSに以下を追加。

DEVICE=\path\to\KeyWitch.x -e \path\to\ascii.env

必要なのは、-eオプションとenvファイルの指定です。それ以外のオプションはどうも同時に設定できない様なので、説明書を読んで設定してください。
確認しているのはXM6typeGですが、68側の設定なので他のエミュレータでも動作すると思います。
しかし、エミュレータなど存在しない時代のソフトなのに、なぜ純正キーボード以外の設定を入れてくれていたのか...? とにかくお陰で助かりました!

ついでにWindowsキーをXF1に割り当てたいのだが、Windows側と競合してしまうので無効にする方法を 探したところ、NoWinKeyというのがあった。ありがたく使わせていただきます。

NoWinKey
http://www.asahi-net.or.jp/~ee7k-nsd/page3.htm

今のところWindows10でも問題なく動作している。 ただ、管理者権限で起動するので、このままではスタートアップに登録できない。
こちらも探してみると、タスクスケジューラーで起動させることができた。

Windows10 - 管理者権限が必要なアプリを自動起動(スタートアップ) | PC設定のカルマ

これでXM6がさらに使いやすくなりました!

2019.8.15追記
新規にWindowsをセットアップしたところ、上の手順ではキーバインドの設定が足りないことが分かりました。
XM6のメニューで、ツール>オプション>キーボード>編集
で、この画像の様に、6つのキーを変更してあげる必要があります。

f:id:moneci:20190815220248p:plain

(キートップの画像はwikipediaから拝借しました。)
キー配列 - Wikipedia

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